生産国:メキシコ合衆国
品名(英語): Mexico San Antonio Anaerobic 生産地(エリア): チアパス 州 タパチュラ
農園名(農協: San Antonio 品種: Mixture of Hybrid Varieties (H
15 +H 16 +H 18 標高: 900〜1250 m 精算処理: Anaerobic ポイント:
72時間の嫌気発酵プロセス
メキシコ サントアントニオ農園とは 栽培品種は、すべてハイブリッド系品種です 。 農園主Mr
Edwardは将来のコーヒー生産への課題を見据え、その中の対策の一つとして品種へフォーカスしています。
世界中のコーヒー生産国から得られる情報量を生かしながら 、様々な検証を続けています。
嫌気発酵プロセス(アナエロビック)とは 当ロットは嫌気醗酵(Anaerobic
Fermentation)により生産処理されたロットです 。 通常のナチュラルプロセスでは醗酵中にコーヒーチェリーが酸素と触れているのに対し
、 AnaerobicFermentation では無酸素状態にて醗酵工程がとられています。
収穫された完熟チェリーは、果肉をつけたまま嫌気醗酵専用のタンクに入れられます。この際
、水やコーヒーの果汁等がタンクに入れられる場合がございまが、SanAntonio ではコーヒーチェリーのみがタンクに入れられます
。その後タンクのバルブを閉じて酸素を排出し、タンク内に酸素が全くない状態が作られます 。
無酸素状態のまま、11度から24度の間に温度を保った状態で 72
時間嫌気醗酵工程をとります。酸素が無いことでイースト菌やバクテリアの活性が抑えられるため 、長時間醗酵工程をとることができています
B83。また、温度を管理することによって、好ましくない酢酸の発生や過度な醗酵臭の発生を抑制しています 。
嫌気醗酵を終えたコーヒーチェリーはタンクから取り出され 、 一次乾燥としてアフリカンベッドにて4日間乾燥工程をとります 。 この際
、温度は醗酵工程と同じく 11 度から 24 度の間に保たれます。その後、最終乾燥として機械式ドライヤーで35度から40度の間で48
時間乾燥させます 。
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